夢のつづき

二重時差ボケにはまだ体がついて行かないようだったけど、見た夢さえ覚えていないほど、深い眠りに落ちていた。

私はひどく疲れているのだと思うより他はなく、現実の抜け殻がそこにあった。

いずれにしても、まだ時間はかかるけれど、しっかりと胸に抱き留め、歩いていく。負けることはしない。なぜなら、白と黒の間には、グレーがあるから。