2013-01-01から1年間の記事一覧

逃げ道

どうにも上手くいかないとき、音楽か、本に逃げる私。今回は音楽に逃げ道を作ってもらっている。とにかく、音楽を聴きまくり、何も考えないように、何も考えられないようにする。そうすることで、回復するのを待つ。ひたすら時が過ぎるのを待つ。猫になりた…

雪空

明日が雪でもそうでなくても、構わない。天気予報を見ても、アナウンサーの声が全く耳に入ってこなかった。 できることなら私の中の感情の塊を、全部雪空の彼方に投げてしまいたかった。誰にも会いたくない、誰とも話したくない。どこかに隠れてしまいたい。…

2013 雪

この街に来て二度目の冬。早々と雪が舞い降りてきた。雪の静けさって格別。世界から音が消えてしまったように、しんとして。動物たちは森にそっと身を寄せているんだろうね。私はというと、三度目の挑戦をしているところ。当たりが2つあるくじ。当たりが出…

箱の中

どうしようもなく曇りの空今日も昨日も 曇りの空 悲しいとき どうしたらいい?不安なとき どうしたらいい? 箱の外に 出られないよ怖くて 寂しくて 明日は 晴れなのか 雨なのかそれさえも 分からなくて こぼれる涙を そっとかき集めて空に飛ばした 「苦しい…

良いことの数

夏の帰省。 故郷の夏は格別で、ミンミン蝉と、ツクツクホウシがお出迎え。 どこかの誰かが言っていた。人生の中で、人の数だけいろんな人生があるけれど、良いことと、そうじゃないことの数は同じなのだと。 そうなのかもしれないと、思った。 それらは、決…

紫陽花

8月に紫陽花が咲くなんて、ここに来るまで知らなかった。弱めの暑さがやってきて、それでさえも受け止められないくらい。 朝顔なんて、まだ蔓を伸ばし始めたばかり。風船かずらも地面から顔を出したばかり。早くしないと秋になるよ。 そして、凍てつく冬がや…

行ったり来たり

生きていればいろいろあるって、そう思う。そのいろいろは、自分で選べるいろいろと、選べないいろいろがあるってことも。 ひとつ得ると、ひとつ失いそうな気がして怖い。これだけ待って、もし望みが叶うのなら、これ以上嬉しいことはないんだけど、そうなら…

中央線

走り出せ 中央線夜を越え 僕をのせて ひとつひとつゆっくりと流れる言葉に耳を傾けて 目を瞑る 優しい音楽が好き 雨の音と混ざる歌声は決してフラットではなくて 君と僕のララバイ 今日もありがとう にほんブログ村

私のお母さん

今週のお題「私のお母さん」私のお母さんは、究極のロマンチスト。音楽が好き、歌を歌うこと、絵を描くことが好き。 私が物心ついた時には、家の中にはいつも、音楽かお母さんの歌声があった。 流れている曲は、古いLPのレコードで、サイモン&ガーファンク…

開花

ようやく咲き始めた桜。今年は春がやってくるのがゆっくりのよう。ひだまりに春を感じながら空の彼方を見つめていた。春は、どんなにゆっくりでも、必ずやってくる。桜だって、いつかは花を咲かせる。 それが自然の摂理であり。だからそのうち・・と思ってい…

1から始める日

学生や就職したばかりの頃、怖いものなんてポケットに入るくらいで、自分で自分をいくらでも楽しい気分にさせることができた。いつの間にか、悲しい自分と不安な自分を作り出し、それらはこの1年の大半を埋めた。 明日は、ひとつだけ歳をとり、1年の1日目…

ビー玉

子どもの頃から、ビー玉が好きだった。光に当てるとキラキラしていて、色の中に吸い込まれるような、そんな気持ちになった。 ひとつふたつ記した言葉に、触れそうで触れない場所にいるのは、偶然なのか、或いは意図していることなのか。 もしも、後者だった…

風の日

眠れない夜が続いている。 眠れないときは、どうしたら眠れるのか、今までどうしたら眠れていたのか、それさえも分からなくて、真っ白な天井を見ながら、音楽を聴いていた。 まだ雪は降るようで、スキー場のライトが遠くで光ってる。 どうしようもなく寂しい…

故郷

故郷の街には春が近づいている模様で、遠くの空を想っていた。雪が続いているこことは、随分景色も違うのだろうね。母が歌ってくれた歌を思い出す。人生は、いろんなことがあるんだとじんわり感じる。後で過ぎたときに、そんなこともあったねって笑えたらい…

Y

電話をしてても、音楽を聴いていても、涙がこぼれてくる。どうしてなのかも分からないまま、好きなSpitzの曲を聴いていた。 草野さんは、詩の天才だと思う。無理なのは分かっているけれど、一度お話ししてみたかったな。 どんな人生を歩んできたんだろう。ど…

春はまだ遠く

きらきらと光りながら降ってくる雪を眺めることにも慣れたけど、この土地を自分が暮らす街と受け入れることは簡単ではなくて。どうやら、新しい土地に馴染むことを不得意としているみたいだって、ここに来てようやく思い知った。 心の中で、そっと···だけど…

上と下

仕事探しをやめようかなとも思う。弱気な自分は気持ちがエレベーターのように上と下を行ったり来たり。最後はどの階で降りるんだろう。 雪の日が続いてる。雪なのに、妙に晴れの日が多かったり、空が明るかったりして、空はを見上げて不思議に思う。どっちに…

決まっていること

いいことと、そうでないことは、誰にでも平等にやってくると信じるよ。数や比率に多少誤差があっても、きっと。 そして、繰り返しやってくるいいこと、そうでないことに泣いたり笑ったりしながら生きている。 今度やってくるのは、いいことの方だよね。 週末…

外と中

しばらくぶりに、外に出た気がする。家の中の暖かさで、すっかり外の気温を忘れていたようだ。手袋や耳あてもせず外に出ると、眩しい太陽とは裏腹に、肌を突き刺すような冷気が胸に突き刺さった。 ここは、真冬の北海道。 マイナスなんて当たり前で。太陽の…