2014-02-20 神さま 空の上、ずーっと上をじっと見つめていた。ひらひらと雪が降りてきて、頬を濡らした。冬は毎日雪が降る。それが日常になると、雪が降らないことが安易に想像できなくて、どんな冬の日を過ごしていたのか、薄れゆく記憶の中で曖昧に思い出していた。神さまは、いるのかな。そんな風に初めて思った。どちらの神さまでもいい。どうか願いをかなえてください。 生きている意味を教えてください。 諦めないで それは未来へかすかに残る けもの道 怖がらないで 闇の向こうへ手を伸ばす前の 回り道 スピッツの歌が私の支え。